大型墓碑・納骨堂

 沢山の霊を納める事が出来る墓碑「納骨堂」寺院はもとより先祖代々の永い個人の方や集合墓や合祀墓等にも使われます。

個室式納骨堂(六角堂)

墓碑据付工事

 

四角納骨堂

墓碑据付工事

 

その他(納骨堂・散骨堂・合祀堂・合葬堂)

墓碑据付工事

 

納骨堂が出来るまで

 

建立にあたり十分な敷地が確保出来るかを調査。

建立可能な敷地があっても建立の上で重機等が工事を行う為の場所の有無も重要です。

納骨堂が出来るまで

地質調査会社に依頼し建立予定地の地質調査を行う。

 重量のある石造物は基礎よりも地盤が最重要です。どんなに強度がある基礎を造っても軟弱地盤であれば倒壊します。永代に倒壊の恐れが無いように地盤調査し軟弱地盤であれば地盤改良工事や耐久出来る本数の鋼管を岩盤まで打ち込みます。

鋼管打ち込み

自治体に建立許可申請を行う(寺院・神社等の場合)。

 不特定多数のお骨を安置・埋葬を行う納骨堂は墓地と同じ扱いとなります《条例施行規則》。大型の墓碑を造られる個人の方は通常の墓地内であれば必要ありません。

納骨堂が出来るまで

実際の敷地を計測し配置も含めた納骨堂の設計図面を作成する。

 予期せぬ障害やミスが無いよう完成までの実寸縮尺図を作成します。縮尺3DCGを作成し周囲に支障が無いか確認します。

納骨堂図面

基礎工事

 掘削、割栗石及び転圧後、基礎は基本ベタ基礎です。耐久計算を行い異形鉄筋のサイズ、ピッチ、被り厚(かぶり厚)、根入れ等を決定します。生コン打設後、数十日養生させます。

基礎工事基礎工事

据付工事(外柵工事)

 部材寸法・墓穴位置・角度など精密な据付が必要です。

据付工事(外柵工事)

据付工事(芝石・立石)

 六角堂の場合は各120度、芝石の正確な据付が求めらます。芝石の枘穴(ほぞあな)に立石を嵌め込みます。

据付工事(芝石・立石)

据付工事(棚板・屋根)

 棚石を据付、最大難度の屋根を据付ます。人力では動かない重量石は微調整(位置・合端合わせ)が非常に難しい。部材を水平に保てるスリング調整、部材に傷を付けない据付後のスリングの取り外し等、技術を要する。

据付工事 棚板・屋根

菩提遷座・内装コーキング

 狭い箇所のコーキング工事を終え、納骨堂の菩提(聖観音)を据付ます。

菩提遷座・内装コーキング

落慶法要

 金具類や撒砂を施し完成。落慶法要を行います。

落慶法要

 

参考

地盤改良工事

地盤改良