錦帯橋-下巻-宇野千代大明小路

錦帯橋-下巻-

吉香公園内の他の史跡や公園の近くの山陽道にある宇野千代生家などを紹介。

大明小路(大名)-だいみょうこうじ

大明小路(大名)-だいみょうこうじ

 その当時は岩国七町で最も栄えた通りであった小路は錦帯橋と粗、一直線上にある。嘗ては吉川家の家臣らが暮らしたとある、両脇には今もなお、いくつかの武家屋敷が並ぶ。その殆どが玄関から奥に建てられ小路からは平屋にしか見えない二階家である。その訳は二つあるという。ひとつはその昔は水害が多かった為、もうひとつは小路にお殿様がお通りになられる際、「二階から見下ろす事のないように」とのことだそうだ。

 この小路にある各御店の前には宇野千代の詩が並ぶ。

大明小路(大名)-だいみょうこうじ大明小路(大名)-だいみょうこうじ

大明小路にある「半月庵」-はんげつあん

大明小路(大名)-だいみょうこうじ

宇野千代

 宇野千代の作品にも登場する「半月庵」。宇野千代本人の生家の修復の際、半年近くこの「半月庵」に滞在したとのこと。

門は明治時代のままだという

大明小路(大名)-だいみょうこうじ

入り口に見える宇野千代の詩。