仏教墓と神道墓の違い

神道は香炉は用いない

仏教墓と神道墓の違い

 同じ仏教でも宗派により若干の違いはありますが、神道と仏教とでは大きく違いがあります。神道と仏教の何れもお墓の形に決まりはありませんが、仏教はどの宗派もお線香が必要ですが神道ではお線香は焚かずロウソクを灯します。花立の形の違いはありませんがお供えする献花も仏教は花芝(梻・樒)ですが神道は榊をお供えします。

 一般的なお墓の竿(棹)形では仏教和墓の場合は通常の角柱ですが、神道は頭の尖った兜巾型です。この形は三種の神器の剣を表しているとされてます。彫る題目も仏教は南無阿弥陀仏や南無妙法蓮華経などですが神道は〇〇家奥都城、〇〇家奥津城、〇〇家奥城、〇〇奥墓と刻します。

 今でこそ仏教では定期的に供養を行いますが、この習慣は日本仏教独自のもので神道が行っていたものを仏教が取り入れたものになります。よって日本以外の仏教には定期的に行われる法事はありません。

主な違い

  仏教 神道
題目 南無〇〇〇~等 〇〇家奥津城~等
抜魂 開眼・閉眼・遷座 神棚祓
戒名 あり(戒名や法名) 特になし(霊名・諡号と呼ぶ)
戒名 院号位号、釋 大人命・彦命/刀自命・姫命
納骨 納骨式 埋葬祭
数珠 必要 不要
線香 必要(香炉) 不要(八足台)
蝋燭 宗派による 必要
献花 梻(樒) 榊
献上 線香(香炉) 玉串(八足台)
注連縄 不要 必要
お供え 特になし 神饌(米・餅・水・酒)
お祓い なし あり
お参り 合掌(数珠) 拍手(忍び手の場合もあり)
墓所 境内可能 境内不可
忌明け 四十九日 五十日祭
納骨 四十九日~法要時 五十日祭~霊祭時
供養 周忌・回忌 回忌・御霊祭
祭壇 不要 必要
お経 住職 神職
唱え お経 祭詞
表書 御布施 御祭祀料(御玉串料)
謝礼 お食事代 御膳料
弔慰金 薄墨:御香典(御霊前) 濃墨:御玉串料
服装 礼服 地味色服装
周期 七日毎~四十九日 十日毎~五十日
通夜 通夜式 通夜祭
数値 奇数 特になし
居宅 仏壇 御霊舎
祀る 位牌 霊璽・御霊代
形式 神仏崇拝 先祖崇拝
祖 釈迦 天照大神

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2018年11月01日|サポート情報:豆知識